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製紙ドクターブレードの定期検査は、ブレードの摩耗や損傷を早期に発見し、紙の品質低下を防ぐために重要です。主に紙面の異常を観察することで間接的に行います。以下に、具体的な定期検査の手順を分かりやすく説明します。
定期検査の主な手順
反射光平視検査(毎日またはシフトごと):
紙を平らな場所に置き、室内光の下で目を約33cm離して正面から観察します。ブレードの切れ味低下による紙面のキズ(引っかき傷)や塗布ムラ(色むら)を重点的にチェック。異常が頻発する場合は、ブレードの摩耗が進んでいる可能性があります。
反射光斜視検査(週1回以上):
紙を斜めに傾け、異なる角度から光を当てて観察。塗料の除去不均一による微細な凹凸や光沢むら(例:毛毯印)を検出します。特に高速運転工程では、この検査で初期異常をキャッチできます。
眼看手摸検査(月1回以上):
紙面を軽く撫でて、硬質塊(凸凹した固形物)や異物残留を触覚で確認。ブレードの損傷で塗料中の粒子が除去されない場合、この方法で発見可能。
透光検査(必要に応じて):
紙を光源にかざし、透けて見える明暗差(透光点や雲彩花)をチェック。繊維組織の不均一はブレードの調整不良を示唆します。
検査の頻度と記録:
基本頻度: 高負荷工程では毎シフト、標準工程では日次点検を推奨。
異常記録: 発見した紙病(キズ、ムラ、硬質塊)の種類・頻度をログに記録し、増加傾向があればブレード交換を検討。
予防保全: 月次メンテナンスでブレードの取り付け角度や圧力を再調整し、均一な接触を確保。


